パンチラ追って知らない街へ

すべて作り話です。

20230207

二日間に及ぶ社内での研修が終わって、なんだか少し仕事のできる女の顔のまま帰路についている。いかんいかん、こう言うのがこの世にあふれる意識高い系の人間を生み出すんや。でもそれくらい、今までの自分とは少し違った考え方を知り得たような気がする。気がする。気がするだけかもしれない。デカい学び。寝て忘れてしまうのもったいね〜って思う。なんだか誇らしくって、気分がいいのは自分のことをまたひとつ知ることができて、ほんの少し肯定できたからだと思う。27年も一緒に生きてるのに未だにわからないことってあるんだな〜と驚きつつも27歳になって、やっと確立された自我もあるんだろうな〜。デカい気づき。人間ってもしかして、そう簡単に変わらないようにみえて、徐々に変容していくの?気がつかないうちに?会社を出て清々しい気分のまま、久しぶりにRADWIMPS夢番地を聴いた。わたし夢番地大好き。元からずっと好きだけど、今の私は前よりもずっと好きみたい「僕が立っている場所は誰かの願っている場所」隣の芝生を仰ぎ見たり、ないものねだりの毎日の中で、今置かれてる立ち位置も、目の前に広がる景色も、本当は自分じゃない誰かが立っていたかもしれない場所で、もしかしたら誰かが願っていても遂には立てなかった場所かもしれなくて、人の芝生を見るよりもずっとずっと、今立っている自分の芝生に目を向ければ、きっと人生ってもっと輝くんじゃないの?って、軽率に思ってしまう曲。この先、人の芝生見て落ち込んでいる人に遭遇したときに、あなたの立っている場所は誰かが喉から手が出るほど欲しかったかもしれない場所なんだよって、優しい手を差し伸べてあげられるかもしれない曲。良い火曜日。